芦田愛菜さんが6年ぶりに
映画の主演を務めます!
芦田愛菜さんが主演を務める
星の子とはどんな作品なのか?
調べてみました!
芦田愛菜が主演の星の子とは?
芦田愛菜さんが主演する星の子とは、
芥川賞作家の今村夏子さんが原作の作品
芦田演じる主人公ちひろは、幼少期から病弱で、
両親からは愛情たっぷりに育てられてきたが、
ちひろを救うために「あやしい宗教」を
信仰してきたことで、家族が徐々に
崩壊していくというストーリー。
星の子の主な登場人物
林ちひろ(はやしちひろ)
子供の頃から体が弱い中学3年生
虚弱体質が原因で両親が新興宗教にのめりこむ
彼女自身も宗教団体で活動をしている。
両親(りょうしん)
ちひろの両親は優しく仲の良い両親。
新興宗教に染まってしまったために
仕事を辞めてしまい、奉仕活動に専念してしまう。
林まさみ(はやしまさみ)
ちひろの5歳年上のお姉さん。
新興宗教にのめりこむ家族に反発して
家を飛び出してしまった。
雄三おじさん(ゆうぞうおじさん)
ちひろの叔父。
宗教にのめりこむちひろ家族を
心から案じている。
なべちゃん
ちひろの友人。ドライで優しい。
人間関係の狭いちひろの、
たった一人の外の世界の友人。
星の子のあらすじから結末までの流れ
起承転結であらすじから結末までの
流れをお伝えします。
起承転結 「起」
虚弱児として生まれたちひろ。
両親は体の弱い娘を心配して
病院を駆け巡る日々だった。
生後半年のある日
体にひどい湿疹が表れて悩む両親。
生命保険会社のサラリーマンだった父親が
職場でぽろりと漏らした相談に、同僚の
落合さんが「水を変えてみては」と勧められる。
両親は藁にもすがる思いで、
落合さんからもらった「金星のめぐみ」
という水を、ちひろの体に塗布すると、
ちひろの湿疹がすっかり治ってしまう。
「金星のめぐみ」のパワーに感動した両親は、
落合さんが入信していた新興宗教に
ものめりこむようになっていく。
ある日落合さんの家に招かれたちひろ一家。
歓待に両親とちひろは大喜びですが、
姉のまさみだけは、始終つまらなさそうにしています。
幸せで順風満帆に見えた落合さんに、
実は口をきくことのできない息子が
いることが判明。
けれども、ちひろは彼が喋れることに
気が付いてしまう。
落合家の息子がちひろの帰り際
睨みつけて「誰にも言うなよ」という
暗黙のメッセージを送る。
起承転結 「承」
小学生になったちひろには、
友達ができない。
宗教一家であることが周囲に知られていて
「あの家の子と遊んではいけません」と
言われていた。
ちひろ自身も変わった子で、
周囲の子供に比べるとずいぶん幼い印象。
両親は、体の弱いちひろを心配するあまり、
親離れができない。
異常な家族関係も友達を遠ざける要因なっていた。
そんななか、転校生が現れる。
ドライな物怖じしない少女は
ちひろの初めての友達「なべちゃん」。
なべちゃんはちひろの問題を指摘する
唯一の友達。
そんなある日、ちひろ一家に波紋が起こる
ちひろの母親の弟である雄三おじさんが
「金星のめぐみ」をすべて公園の水道水と
入れ替えたと告白する。
「騙されているから目を覚ましてくれ」と
訴える雄三おじさんを、激怒して追い返す両親
けれども、ちひろ一家は変わらず、
小学校高学年になったちひろは
何の疑いもなく宗教の集会に通う
両親はいつしか仕事を辞め、
教団からの紹介先で働き始め
奉仕の対象も、体の弱いちひろから、
宗教団体へと変わっていく
そして、ある日事件が起こる
高校生になった姉のまさみが、家出をした
カルト宗教に馴染めなかった姉の最後の手段。
そして、姉は打ち明けます。
雄三おじさんに協力して、水の入れ替えを
していたのは実は姉だったことを知る。
起承転結 「転」
中学3年になったちひろに好きな人ができる
大好きな俳優に似た南先生という若い男性教師
「あの先生のどこがいいの」と案じる
友人のなべちゃんの言葉に聞く耳を持たず、
ちひろは南先生のプロフィールを集め、
先生の似顔絵を描くことに没頭する
ある日クラス活動で帰りが遅くなった
ちひろとなべちゃんたちを、南先生が車で
家まで送ってくれることになる
緊張してろくに話せないちひろ。
家の近くまで来たとき
「へんなのがいるから車から降りるな」と
南先生が慌てて引き留める
南先生が指さしたのは、
緑のおそろいのジャージを着て公園の
ベンチに腰かけた、ちひろの両親
その夜、ちひろは初めて、落合さんの息子が
喋れないふりしている気持ちを理解する
翌日、南先生に
「昨日の不審者は自分の両親です」と告げるちひろ。
それを知った南先生は、
ちひろにきつい態度をとるようになる
傷ついたちひろは、初めて他者から見た自分たちの
姿を知ることになるになった
起承転結 「結」
親戚の法事の日に一人で出席したちひろ。
久しぶりに会う雄三おじさんと、
いとこのしんちゃん。
二人から「高校生になったら家を出て、
おじさんの家から高校に通わないか」と
誘われる。
おじさん一家は、ちひろが両親と距離を
とったほうがいいと強くすすめ、
そのあと何度も自宅に説得に訪れる
中学3年生の冬、宗教団体「星の子」で
年に一度の研修旅行が行われる。
全国の各支部から信者たちが集うこの旅行に、
ちひろは両親と参加し、同じ学校の同級生、
春ちゃんは、信者ではない交際相手を
研修旅行に連れてきていました。
研修中、「宣誓の時間」という、信者たちが
舞台上で宣言を表明するイベントで、
春ちゃんの彼氏は「好きなひとが信じる者を、
一緒に信じたい」と堂々と宣言します。
その夜、高原に散歩に出たちひろと両親。
外は一面の星空。
一緒の瞬間に流れ星を見ようと空を
見上げるのですが、タイミングがあわない。
ちひろの見ている星を両親は見ておらず、
両親の見ている星を、ちひろはどうしても
見つけることができない。
その夜、3人はいつまでも星空を
眺めつづけるのでした。
まとめ
カルト宗教を信仰する家族のもとで、
成長していく娘の姿を描いた物語
ラストは、ちひろの自立への微かな希望を
予感させて、物語は終わってしまう。
繊細な心を表現する作品!
芦田愛菜はちひろをどう演じるのか
楽しみですね。