仕事と子育てを両立するって
難しいよね。
林先生の初耳学でアンミカ先生の
パリコレ学で度々講師として参加して
話題を呼んでる富永愛さんも、
ワークライフバランスなんて夢のまた夢。
そんな実体験をもっています。
実は、世界で活躍していた富永愛さんは
2014年から約3年休業している。
その理由は、子育てに専念するため!
トップモデルの地位を捨ててまで
なぜ、家庭中心になったのか?
富永愛さんの育児法からわかる
本当のワークライフバランスとは何か?
この内容に迫ってみます。
目次
富永愛が仕事よりも息子を選んだ理由
まずは、簡単に富永愛さんが
休業までの経歴を追ってみるね。
富永愛の結婚から休業までの経歴
富永愛さんが結婚したのは
2004年のこと。
そして、約一年後
2005年の3月に男の子が
生まれたよね。
そして、
半年の休業をして、すぐに仕事復帰!
世界で活躍する富永愛さんだったが、
2008年に離婚を決意。
シングルマザーになる。
そして、子供が9歳になる
2014年まで仕事一筋で頑張り抜く!
けれども、
2014年11月~2017年9月の
約3年間を「息子のために」休業を決意。
これが、富永愛さんの休業までの
簡単な経歴。
すると、疑問が浮かぶよね。
どうして、生まれたばかりの
休業じゃなく、子供が9歳に
なってからの3年間の休業なのか?
ここに、富永愛さんの
ワークライフバランスは夢のまた夢
って発言した秘密がありそうだね。
富永愛が仕事を捨ててまで3年間の子育てを選んだエピソード
これからお伝えするエピソードは
もしも、自分自身だったらと
富永愛さんの境遇になったつまりで
読んで欲しいって思います。
そして、あなただったら、
何を感じるのか?
どんな考えが浮かぶのか?
そこに、母親とは何か!
ワークライフバランスって何か!
その答えがわかるかもしれません。
これは、富永愛さんが出版した著書
『Ai 愛なんて 大っ嫌い』に書かれていた
エピソードです。
出産後半年で、ランウェイに戻り、ニューヨーク、パリ、ミラノと妊娠前と同じように世界を回り、より上に駆け上がろうと奮闘するわたしに、彼(元夫)は子どもとともに付き添い、支えてくれた。
二歳のときは、ほとんど保育園。三歳、四歳、五歳のときは、(神奈川県の)橋本の実家。いちばん息子のそばにいてあげなきゃいけないときに、わたしは芸能界の仕事を毎日のようにやっていた。海外コレクションの仕事からは引退したけれど、帰国後も、働かなくてはならなかった。しつけや教育、そして何より、母のぬくもり、愛情というものを、二歳から五歳まで、ほとんど息子に与えてあげることができなかった。不安だった。母親であることに加えて、この子の将来にかかる養育費を稼ぐこと――大黒柱の父親の役も、やらなきゃならない……。不安で不安でしかたなかった。
だから、休む暇もないくらい、仕事を入れていった。それによって息子との時間が減っていることはわかっていた。でも、仕事を入れた。そうしていないと、不安だった。そうやって、忙しい日々を毎日繰り返し繰り返し送っているうちに、次第に、感覚がマヒしていった。それが当たり前になっていった。大切な息子の目の高さにしゃがむことを完全に忘れてしまったのだ。
富永愛さんは止まることができなかった。
頑張らなければならない!
頑張らなければならない!
動きを止めたら、自分の積み上げた
ものが無くなってしまう。
母親として子供に愛情を!って
分かっていても、止まることができない。
まるで、呪詛のように、
不安だけが積みあがっていき
不安をかき消すために、
忙しく、頑張り抜くしかなかった・・・
振り返るのが怖い・・・
動きを止めるのが怖い・・・
富永愛さんはもしかしたら、
仕事に逃げていたのかもしれない。
そんなとき、息子に泣き叫びながら
訴える言葉が、動きを止めて
振り返るきっかけを作ってくれた
そして、息子の目線に合わせて
子供の気持ちを受け止めて
自分と向き合う機会になった。
その息子が訴えた言葉とは、
「もういやだ! 寺子屋に行くのも、カギを首から下げるのも、ばあばんちに行くのも、千駄ヶ谷のお母さんの友だちんちに行くのも…もう…、もう、いやだぁ!!」「お母さんは、ぼくのことなんてどうでもいいんだ。」
さらにその後、長男は大人びた声で「……ぼく、生まれてこなきゃ、よかった」とも言った。
息子の心の叫びを聞いて、きっと、
ショックが大きかったかもしれない。
胸が引き裂かれるような想い
だったかもしれない。
けれども、この出来事がきっかけとなって
富永愛さんはやっと止まる勇気を
持てたのかもしれない。
そして、富永愛さんにとって
一番大切なことは何か?
その答えを見つけるために
3年間の休業に入っていく。
そして、後々、富永愛さんは
こんなことを言っていた。
「いってらっしゃい。おかえり。ご飯作ったりとか。当たり前のことをしないとだめになるという直感があった」
あなただったら、どう思う?
仕事をしなければならない状況。
子供に母親としての愛情を
与えることができない悩み
不安をかき消すために
仕事でスケジュールを埋めてしまう
悪循環な行動。
頑張らなければならないって
価値観が強いママにとったら
他人事ではないよね。
富永愛の息子を愛した育児法
富永愛さんは3年の休業から
芸能界の仕事に復帰したきっかけは
息子から「そろそろ仕事したら?」
と言われたのがきっかけ。
親子関係が壊れ、子供から
「ぼく、生まれてこなきゃ、よかった」
と、言われてしまったけれども、
休業を通して息子との信頼関係を
取り戻すことができた。
一体、どんな育児をしたのか?
富永愛の育児の3つ心得え
富永愛さんが実践した育児法は
とても簡単なこと。
育児法なんて呼べる
ものじゃないかもしれないね。
そのポイントは3つ
・毎日を楽しむこと
・息子の笑顔を見ること
・当たり前の言葉に感謝をもつこと
ものすごく当たり前のことだけど
仕事に追われていて、余裕がなかったら
絶対にできないことだよね。
そして、富永愛さんは3つの
ことを実践するために、
子供とある習慣を作った!
それは、「坂道ダッシュ」
これは、長渕剛さんのアドバイスから、
毎朝5時半に起床して、息子と
坂道をダッシュするだけのこと。
けれども、
子供が9歳になるまで、愛情を
かけられなかった富永愛さんに
とっては、すごくかけがえのない
時間になっていく。
坂道ダッシュの習慣だけで、
・毎日を楽しむこと
・息子の笑顔を見ること
・当たり前の言葉に感謝をもつこと
この3つが満たされていく。
おはようって言葉から朝が始まり、
何気ない言葉を紡いでいく。
一緒に体を動かすことで
自然と笑顔も増えていき。
そして、いってらっしゃいと
子供を学校に送り出す。
普通の人からすると、
なんてことない日常だけど、
仕事だけに人生を捧げていた
富永愛さんにとっては非日常。
多忙で仕事に人生を捧げたからこそ
初めてわかること。
何気ない毎日に幸せがあるって
気付いた瞬間なのかもしれないね。
富永愛が仕事と家庭の両立ができなかった理由
仕事を突き詰めてトップモデルになるって
ことは、優しいことではない。
一握りのトップになるってことは
それだけに集中する環境が必要。
だからこそ、
ワークライフバランスなんて夢のまた夢。
仕事に集中すれば、家庭のバランスは崩れ
家庭に集中すれば仕事のバランスが崩れる
だからこそ、
大切にしないといけないことは
幸せって何かって答えを持っておくこと。
富永愛さんも、息子から
「生まれてこなければよかった」って
言われてしまったけれども、
仕事をやりぬいたからこそ
家庭の大事さが分かったし、
休業して3年間息子と徹底的に
関わることかができたからこそ、
仕事の大切だも分かった。
結局、バランスを崩してみない限り
大切なことは見えないのかもしれないね。
だから、僕は思う。
大切なのは、今、どちらに集中するときなにか?
この答えに自信をもって突き進む勇気が
必要なんだと思う。
そのためには、どんな人生の
終わり方をしたいのか?
人生のパッピーエンドのビジョンを
描いておくといいのかもしれないね。
富永愛のワークライフバランスとは?
本当のワークライフバランスは
家庭ごとに答えが違うと思う。
なぜなら、
富永愛さんの人生は富永愛さんだけが
体験できることだし、
同じ悩みを持つことは無いから!
だからこそ、
自分自身がどうしたいのか?
家族とどうなりたいのか?
自分と家族の未来を想像することから
ワークライフバランスは始まるのだと思う。
そして、
富永愛さんが芸能界に復帰できたのも
息子の言葉がきっかけ。
「そろそろ仕事したら?」
中学生になった息子が富永愛さんに
かけた言葉。
この言葉が子供から出るってことは
富永愛さんの愛情をたっぷり
感じられたから。
親子が自立する時期が訪れたんだね。
だからこそ、
富永愛さんは個人で頑張るのではなく
家族を巻き込んで仕事ができている
子供に応援されて仕事ができるって
幸せなことだよね。
そして、
仕事と家庭のバランスを崩して
富永愛さんにとっての
ワークライフバランスが
できたからこそ、
林先生の初耳学でアンミカ先生の
パリコレ学での指導力に
繋がっているんだろうね。
富永愛の指導力については
こちらで話しているよ。
>>冨永愛の指導力!経歴や過去のエピソードからわかる人を育てる秘訣
仕事を頑張るママにとって
富永愛さんの子育てエピソードが
ワークライフバランスを取る
きっかけになってくれたらって思う。
まとめ
仕事と子育ての両立は難しい。
仕事に集中すれば、家庭は崩れるし
家庭に集中すれば、仕事が崩れる。
だからこそ、大切なは
今、どっちに集中するのかを決めること!
富永愛さんのエピソードから
僕はそう感じたよ。
そして、
富永愛さんの子育ての対する
考え方が、きっと働くママに
勇気を与えるかもしれない。
その言葉は、
「子供が期待通りに育つかは
わからないけれども、過剰な
期待はしない。」
子供に期待すればするほど
それがかえってストレスの
原因になったりする。
富永愛さん自身も複雑な子供時代が
あって、その怒りのエネルギーが
トップモデルまで上り詰めた原動力
けれども、
子供と向き合うことで、
いつの間には、その怒りも
なくなったそうです。
子供と向き合うことで、怒りではない
新しい仕事の価値観が生まれたんだね。