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仕事の教え方が上手いユニットリーダーになる方法

教えるのってホント苦手・・・

相性が合わない相手だとイライラしちゃう。

パワハラって思われたらどうしよう・・・

ユニットリーダーになり仕事を教える立場になると、悩みは絶えないですよね。

実は、教え方もコツさえ掴めば、誰でも『教え上手』なることができます。

そして、苦手なタイプ、教えやすいタイプと様々な相性があると思いますが、誰でも教えられる自信がつきます。

教え上手なユニットリーダーがやっているたった一つの方法は


信頼関係を築くコミュニケーション

これです。

僕も他職種でリーダーを経験し、介護職でも人に教えることを通して、教え方に業種は関係ないなと実感しました。

信頼関係を築くコミュニケーションを意識することが、結果、人を成長させます。

ぜひ、あなたも仕事を教える教育に悩んだら、試してみてくださいね。

 

仕事の教え下手と教え上手の違い

あなたが思う教え上手な人ってどんなイメージですか?

しゃべりが上手な人。

仕事がめちゃめちゃできる人

マニュアルを作り順序立てが上手い人

仕事をどんどん任せてくれる人

などなど。

人によって教え上手のイメージはガラリと違うと思います。

教え下手と教え上手の決定的な差は

『信頼関係を築けているか否か』

たったこれだけの違いなんです。

なので、あなたがあの上司仕事教えるの下手だなと感じる人でも

ある人にとったら教え上手だなって感じるかもしれないの。

例えば、僕は怖い先輩、見方によってはパワハラの先輩から仕事を教わりました。

なので、教わる人によっては逃げ出してしまう人もいました。

けれども、僕にとってはめちゃめちゃ教え上手と感じたの。

言葉遣いは怖く強い印象だったけれども、凄く仕事に誠実な人なんだなって感じたんだよね。

その仕事に向き合う姿勢に尊敬したのを覚えています。

何が言いたいのかと言うと、

教わる側があなたに心を開けば自然と教え上手になるの!
↑↑↑     ↑↑↑
これがめっちゃ重要なポイント

なので、教え下手な人は相手の心を閉ざしてしまう押し付けのコミュニケーションや一方通行なコミュニケーションになっているって訳。

そして、教え上手な人は無意識に信頼関係を築くコミュニケーションをしているの。

これを、意図的に信頼関係を築くコミュニケーションが出来れば、あなたが苦手だな、相性悪いなって感じる相手でも教え上手になることが可能です。

僕も信頼関係を築くコミュニケーションが出来るようになったことで教育者として抜擢された経験があります。

なので、ぜひユニットリーダーのあなたも信頼関係を築くコミュニケーションを身に付けて欲しいって思います。

仕事の教え方が上手いユニットリーダーになる方法

仕事の教え方が上手いユニットリーダーになる方法は


信頼関係を築くコミュニケーション

これが出来るようになること。

すると、信頼関係ってどうやったら深まるのかを知らないといけません。

信頼関係が築けている状態は、あなたと相手の心が開いている状態のこと。

つまり、お互いが安心した状態で頼りにしあえる関係のこと。

逆に信頼関係が破綻している場合は

恐怖心や不安感、軽蔑などネガティブ感情を抱き心を閉ざしている状態。

この状態になったら仕事なんて教われないよね。

だからこそ、

信頼関係を築くコミュニケーションが大事になるの。

そこで、どうやったら信頼関係を築くコミュニケーションが出来るのか!

信頼関係を築く教え方5つステップを紹介します。

step1相手に合わせる
step2相手の価値観を知る
step3教え子の目標を作る
step4成長を振り返る
step5モチベーションを引き出す

この5つのステップを駆け上がれば、あなたは教え上手なユニットリーダーです。

step1相手に合わせる

信頼関係を築くためのファーストステップは


相手のペースに合わせること

人はどんな人に心を開きやすいか!

それは、リズムだったりペースだったり波長が合っている人に心を開きやすい。

なので、あなたから相手のペースに合わせることが大事。

じゃあ具体的に何をすればいいのか

まずは話すペースを合わせて見ましょう。

早口な人には早口で、

ゆっくり話す人にはゆっくりとしたペースで。

声の大きい人には同じような音量で。

呼吸が合う状態になるのが理想的。

類は友を呼ぶという言葉があるけど、似た波長の人に安心感を抱くよね。

なので、あなたから相手に意識的に合わしていくことにトライしてみましょう。

相手に合わせることをペーシングともいいいます。

このペーシングが信頼関係を築くための土台になります。

step2相手の価値観を知る

相手のペースが分かってきたら次のステップ。


相手の価値観を尊重しよう!

これって介護職のあなたなら聞いたことのある言葉かもしれません。

利用者と信頼関係を築くポイントと同じだよね。

利用者がどんな環境で生まれどんな生活を送って来たか

そして、どんな価値観を大切にしているのか

これらを尊重することから利用者との信頼関係が深まると勉強しましたよね。

スタッフ間でも同じです。

だからこそ、相手の考え方や価値観をまずはあるがまま受け止めましょう。

たとえあなたと考え方が合わなかったとしても否定せずに、そういう考え方もあるんだ。

と、受け止めることが大事

もしも、否定や批判をしてしまうと、相手は心を閉ざしてしまいます。

もしかしたら、あなたのことをパワハラ上司だなと烙印を押してしまうかもしれません。

価値観が合わないと感じてしまうと嫌悪感に繋がってしまうので、

信頼関係を築くためにも相手の価値観を受容しましょう。

ここのステップがもしかしたら一番ハードルが高いかもしれません。

だからこそ、より意識して関わることが大事。

相手は何を見て、何を聞いて、何を感じているのか?

相手が大切にしている価値観を知り、受け入れていくことで信頼関係は深まりやすくなっていきます。

step3教え子の目標を作る

ステップ1ステップ2で相手に合わせるペーシングが出来たら、

相手をあなたのペースへ引っ張っていくリーディングが出来るようになっていきます。

もしもステップ2で相手の介護の価値観が合わなかったとしても

このステップ3で修正していくことができます。

そのために必要になるのが


目標の設定

施設の方針やユニットの方針にユニットリーダーの考え方

具体的な介護の技術面などを目標設定していきましょう。

そうすることで、組織風土にあった人材に成長してくれます。

そこで、ケアプランのように長期目標、短期目標が作るとよりいいですね。

目標を設定しあなたが道しるべになっていくと、より信頼関係は深まります。

そのためにも、教え子がどんな成長を遂げたいのか。

どんな介護従事者になりたいのか。

教え子のなりたい未来を素に目標を作っていきましょう。

与えられた目標ではやらされている感があり、モチベーションが上がらず、あなたとの信頼関係が壊れる可能性があります。

なので、理想の目標設定は

『本人の未来』と『施設が求める人物像』を繋げる目標設定。

この目標設定がユニットリーダーの腕の見せ所。

そんなことを言うと、何だか難しそう…って思うかもしれませんが、

介護過程を勉強した方なら、イメージは同じです。

利用者のなりたい姿を長期目標に置き、それを実現するために短期目標を設定する。

そして、その目標を達成するために日々サポートする。

利用者にしていることを教え子に応用すればいいんです。

 

step4成長を振り返る

ステップ4では成長の振り返りをしてきましょう。

この成長の振り返りステップが一番信頼関係が深まる場面かもしれません。

なぜなら、

褒められる。承認される。成長を実感するなどでネガティブ気持ちになる人はいないですよね。

そして、成長促してくれるユニットリーダーへの想いもポジティブなものになっていきますよね。

すると、尊敬や安心感など、より心を開くことに繋がり信頼関係の深まります。

だからこそ、


ユニットリーダーは成長ポイントを意識することが大事!

なぜなら、人は短所ばかりに目がいってしまう生き物だから。

無意識に欠点を見つけるのが得意なの。

意識して相手の良いところに気づくことをしないと、長所や強みって見つけられないんだ。

なので、日々目標に対して何が出来て何が出来ないのかをチェックしておくことが大事。

出来る限りメモをとりましょう。

感覚的ではなく理論的に伝えられるのがベストだから。

なんかいい感じだね。って言われるより

○○の言葉の掛け方は利用者様に安心感が伝わるからステキでしたね。

と言われた方が、具体的にスキルの向上が分かりやすよね。

なので、相手の行動レベルや考え方価値観レベルを意識して成長を振り返ってきましょう。

1か月前と比べてどうなったのか、半年前と比べてどう成長したのか、

道しるべになってくれるユニットリーダーならついていきたいって思いますよね。

教え子の未来を照らせるそんな人物を目指してみましょう。

 

step5モチベーションを引き出す

人は簡単にモチベーションが下がります。

利用者とトラブルがおきた。

仕事でミスをした。

プライベートが上手くいっていない。

寝不足で疲労感が・・・

などなど

失敗や上手くいかない出来事が起きると気持ちが下がり、モチベーションが上がらないことはよくあること。

心が弱っている時ほど、信頼関係を築いてきた関係性が相手のモチベーションを上げるきっかけになります。

けれども注意が必要で『親しき中にも礼儀あり』

親しみができて遠慮がなくなると信頼関係を崩す原因になってしまいます。

なので相手を心配するあまり根掘り葉掘り聞いてしまうのはNG。

「どうしたの?」「大丈夫?」「何かあったの?」と詰問になってしまわないように

相手の心が弱っている時の言葉掛けは


最近調子どう?

と、言葉をかけてみましょう。

すると、相手はネガティブときはネガティブ記憶がよみがえり、あなたに悩みを打ち明けるかもしれません。

そしたら傾聴対応です。

アドバイスや解決策は相手が求めない限り言わない方がいい。

大抵の悩みは話すことでスッキリしたり、自己解決したりするもの。

よかれと思ってあなたの考えを押し付けてしまうと、信頼関係が崩れるかもしれないので、

アドバイスしたいときは、同意を得ましょう!

「私からのアドバイスがあるけど伝えてもいい?」

など、相手に選択肢がある状態が相手の尊厳を守ることに繋がります。

これって、利用者との関係性も一緒だよね。

だからこそ、親しき中にも礼儀あり。

相手のを尊重することを忘れないことが大事。

この関係性が保てれば、ユニットリーダーとして尊敬され信頼関係も深まっていきます。

部下のモチベーション管理も出来ると、働いて気持ちのいいユニットになりますよ。

教え上手になれているかチェックする方法

私の教え方ってどうなんだろう?

自分のことを客観的に分析するって難しいですよね。

相手にどう思われているのか?自分で考えても分かるわけがないので、

相手に聞いてみましょう!

フィードバックを貰うことも信頼関係を深めるのに必要なこと。

けれども、

ストレートにダメ出しされたら、ユニットリーダーとして自信を無くしてしまうかもしれませんよね。

なので、聞き方にも工夫が必要。

「私の教え方どう?」って聞いてしまうと、ダメ出しされたら立ち直れなくなってしまうので、

「どんな教え方をしたらもっと分かりやすい?」

と成長するためにどうすればいいか?

と、聞き方を工夫してみよう。

すると、ダメ出しではなく、成長するための課題を伝えてくれるので

あなたもなるほどこうすればいいんだ!

プラスな受け方ができます。

このようにフィードバックを部下や同僚からもらえるユニットリーダーになることができれば、

ユニット内の信頼関係はさらに良くなります。

すると、不満の溜め込みが少なくなるので、働きやすい職場になることができるので、ぜひチャレンジしてくださいね。

まとめ

仕事の教え方が上手いユニットリーダーになる方法についてお届けしました。

ポイントは


信頼関係

です。

信頼関係がすべてと言っても過言ではないぐらい重要なので、

どんな状態が信頼があるって状態なのか?

いままでの人生を振り返り、人間関係を思い出してみてください。

仲が良かった人。悪かった人。どうでもいい人。好きだった人。恋人関係だった人。親友と呼べた人。

いろんな人間関係があったと思います。

その時のことを思い出すと、信頼関係がある人には心を開いている、素の自分でいるような感覚があると思います。

その状態をどんな相手にも意図的にできるようになれば、

どんな人にも教え上手なユニットリーダーになれます。

そのためにも、今日お伝えした内容を実践するコミュニケーションに変えていってみてください。

人間関係はガラリと変わっていくと思います。

僕はこの方法で教え上手な教育担当者になれました。

ぜひ、実践してみてくださいね。